59 :名無しさん@13周年 [] :2014/01/14(火) 17:32:42.89 ID:35DOYzbq0 [PC]
石原慎太郎氏 「核武装論者」と叩かれても核保有の想定すべき
2012.12.12 07:00
反日や領土問題を始め中国の脅威が目前に迫っている。いま、日本は中国に対し
どう臨むべきなのか、石原慎太郎氏と櫻井よしこ氏が、語り合った。
* * *
櫻井:中国の存在が現実の脅威として迫る中で、国を守るためには物理的な「力」が
必要です。海軍力を中心に軍事力を増強するのはもちろんのこと、私は核保有の議論も
タブー視すべきではないと思っています。
石原:佐藤栄作は沖縄返還に乗り出して、非核三原則を論じた。ところがその一方で、
ジョンソン大統領時代に、日本も核を保有したいからノウハウを渡してくれと言って
断わられているんです。ドイツにも一緒に核を配備しようと交渉を持ちかけている。
この二枚舌はしたたかだと思いますね。
櫻井:私は安保改定を断行した兄の岸信介を高く評価していますが、彼も非核二原則で、
日本への核の持ち込みを認める立場でした。
石原:当たり前の話なんですよ。沖縄返還交渉をしていた頃、僕は日本の政治家として
初めてNORAD(ノースアメリカン・エアディフェンス=北米航空宇宙防衛司令部)と
SAC(ストラテジック・エア・コマンド=戦略空軍)を視察したんです。
その時、NORADの司令官は、ソ連のミサイルが飛んできたら途中で撃ち落とす。しかし、
その警備体制は名前の通りノース・アメリカだけが対象だと言いました。「じゃあ、
日本はどうなるんだ?」と僕が聞いたら、日本は遠すぎるしソ連に近すぎる。我々が
カバーできるわけがないじゃないかと。それで「なぜ日本は自分で核を持たないのか」と
言うんです。もっともな話です。
※SAPIO2013年1月号
http://www.news-postseven.com/archives/20121212_159088.html