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[ 人間関係研究所 ] イギリスの諜報機関の理論的バックボーンはタヴィストック研究所 「マスとしての心理」

125+2 :本当にあった怖い名無し [↓] :2013/05/31(金) 23:34:29.46 ID:bh2X8OOE0 (2/4) [PC]
>>122
イギリスの諜報機関の理論的バックボーンはタヴィストック研究所であり、ここは別名「人間関係研究所」という。

そういう意味では、日本人は人間研究がまだまだレベル低いという気がする。
犯罪者心理とまではいかなくても、嫌な奴はどうしてそう考えるのかとか、なんでこんなものに拘泥するのかとか、
なぜ悪意を持ち行動するのかとか、そういう人間のどうしようもない心理についての探求が未熟っぽい。
なので、ステレオタイプに分類したりレッテル貼りに走ったりしやすい。

人間関係は心理学が基本だが、統計学や機械工学でも人間の行動のモデルを作る事ができる。
もともとタヴィストック研究所が、戦争における軍事行動の予測を目的にした研究を行っていたようなので、
この成果が流行や世論動向や選挙行動、経済活動や株価変動などにも応用されているようだ。

この10年、ネットのおかげなどで日本人はだいぶ政治方面への研究や考察は進んできたが、
これからは人間とはどういうものかという方面への理解が深まるのを望む。


127+1 :本当にあった怖い名無し [↓] :2013/05/31(金) 23:38:48.47 ID:8VoHlId40 (5/7) [PC]
>>125
>人間心理研究
そう言えばこの分野も文系学問と並ぶかそれ以上に
「心理学()」と馬鹿にされて顧みられていないね。


129+1 :本当にあった怖い名無し [↓] :2013/05/31(金) 23:53:01.77 ID:bh2X8OOE0 (3/4) [PC]
>>127
心理学とか言うと、夢占いやロールシャッハ的・フロイトやユングな風に連想しちゃうけど、タヴィストックでやってるのは
「マスとしての心理」を相手にしてるので、個別の感情や政治信条とかは統計的パラメータとして数値化される。
例えば「保守←→革新」とか「積極←→消極」とか。

で、マスをこういうパラメータで把握したら、そこに一定の刺激を与える。 例えば「株価変動」とか「サッカー試合結果」とか。

その結果、マスの統計的反応が何か・・・例えばビール消費量とか、電力消費量とか・・・等に現れるとする。

そうなると、先の刺激とその社会的反映を一定の「関数」として扱っていい事になる。

この関数は色んな刺激や事件に対して多数定義できるので、逆にそういう出力が変動すれば、その「入力」である刺激の
存在が特定できるし、「出力」が出来にくいように細工すれば(例えばビール値上げ)、そのファンクションは別の出力を
求めて出していく事になる。 例えば街へ繰り出して騒ぐとか。

・・・つまり、コントロール側が「サッカー試合結果」と「ビール値上げ」を出す事で、もしかしたら「フーリガン大暴動」という
社会コントロールが可能になるだろう・・・

タヴィストックで研究してるのは、大体こんな感じのものらしい。


131 :本当にあった怖い名無し [↓] :2013/05/31(金) 23:56:40.20 ID:8VoHlId40 (7/7) [PC]
>>129
>「マスとしての心理」の研究
日本が備えなければならない研究分野ですね。

個人的に色々と興味深い。


134 :本当にあった怖い名無し [↓] :2013/06/01(土) 00:05:26.91 ID:bh2X8OOE0 (4/4) [PC]
これまでに説明した社会工学的事案で、最近マスを刺激してるのは児ポ法とかワタミ出馬とかだな。
この刺激が、参議院選挙の投票行動を変えるだろう。

つまり、このニュースを聞いて今までと違った政党や候補を選ぶって事は、個人の信条や正義感に関わらず
タヴィストック的に言えば 「マスはコントロールされている」 といえる。