蒲郡・竹島の神社で火事 放火の可能性
2012年11月22日 11時43分
八百富神社境内のお札納所で燃えたあずまや(中央)=22日午前、愛知県蒲郡市の竹島で
22日午前5時ごろ、愛知県蒲郡市の竹島にある八百富(やおとみ)神社のお札納所から出火、木造のあずまや(高さ2メートル、1・5平方メートル)を焼いた。本殿に続く階段沿いの奉納のぼり旗11本と、島の対岸にある売店にあったのぼり旗1本も燃えた。現場に火の気はなく、蒲郡署は放火の可能性があるとみている。
署によると、散歩に来た近くの男性(82)が見つけ、通行人を通じて通報した。神社は夜間、無人。燃えたお札納所とのぼり旗が燃えた売店は、橋を挟み600メートル離れている。
神職の男性(69)は「本殿などが無事で良かった。最近、さい銭が盗まれ警戒していた」と話した。
三河湾に浮かぶ竹島は長さ387メートルの橋で陸地と結ばれ、島全体が国の天然記念物。八百富神社は日本七弁財天の一つ。
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012112290113736.html