646 : デンジャラスバックドロップ(catv?) [sage] :2013/10/11(金) 10:54:14.50 ID:4wUwFZTz0 (1/2) [PC]
「歴史と国家」雑考 辻本武
ttp://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/index.htm
ある公立学校の校長先生が在日に
「民族教育を受けたいのだったら民族学校に行きなさい。日本の学校では民族教育はできない。
朝鮮人は朝鮮に帰るべきだ。」
と発言して、これが「暴言」と批判されていた。
校長先生の発言は20年前までは暴言でも何でもない、ごく当然の発言であった。
その当時「在日の子弟を民族学校の門に連れて行く、日本の学校の先生に出来ることはそれだけだ。」
という主張は、在日の側からも革新といわれた日本人の側からも大きく叫ばれたことであった。
(ちなみに保守の意見は、反日教育する民族学校の存在は許されないというものであった。)
また「我々はいずれ祖国に帰るのであるから、福祉とかそういうものはいらない。
日本は祖国の統一の邪魔をしない、日本に望むことはそれだけだ。」
「厚生年金なんて強制的に取られるけど、私等は祖国に帰国するので年金は
貰えない。年金を納めるなんて我々には無駄だ。」
「日本人と違った取り扱い方をされるから、我々は民族の自覚を持つのだ。
日本人と同じ処遇を求めるのは同化を求めることであり、民族を否定するものだ。」
というような物言いは、20年前まではごく当たり前のことであった。
「朝鮮人は朝鮮に帰る」
というのは彼ら自身の主張で、
「暴言」でも「差別発言」でもない話であったのだ。
これを思い出すにつけ、今の在日の活動には隔世の感がある。
彼らは、自分らの先輩たちが20年前まで担ってきた民族運動の歴史を総括せず、
それどころか忘れてしまったのではないか、と思ってしまう。